ご存じでしたか?川崎市のプラスチック製品のごみ収集が変わました!

昨年から川崎市のプラスチック収集の基準が変わりました(資源物とごみの分け方・出し方の冊子が各戸に配布されています)「プラスチック製品」と「プラスチック製容器包装」を一つの袋で出すことができ、名称も「プラスチック資源」となり川崎市はリニューアル化を謳ってます。市民と密接な「プラスチックごみの収集」は、2024年4月から川崎区、2025年4月から幸区、中原区、2026年4月には川崎市全区で実施予定になっています。

今までのプラスチック製品は普通ごみと同様に燃えるごみとして焼却されてきました。地球温暖化の原因となる温室効果ガスが発生します。その8割がプラスチック製品を燃やすことによるものです。また海洋プラスチックも見逃すことができません。

2019年5月、国が「プラスチック資源環境戦略」を策定、2020年7月レジ袋有料化の義務付け制度が施行、2020年9月国の審議会において戦略基本的方向性を公表しました。川崎市は2020年11月「川崎市プラスチック資源循環への対応方針」策定しました。(川崎市ホームページで閲覧できます)

収集したプラスチック資源は川崎スーパーソーティングセンターでリサイクル原料となり、その後、市内などの事業者へ渡り、ペレット(合成樹脂の粒)やアンモニアや水素などに生まれ変わります。市民が出したプラスチック資源はプラスチックの質に合わせて様々な手法で100%プラリサイクルが可能になります。

プラスチック資源循環を進めていくためには、市民も自分たちができる身近な取組をしていくことが重要です。

今後、川崎の各地域ネットとともにプラスチック製品の収集によって変化が見られたか、課題等を調査する予定です。