教育環境から子どもの未来を考えよう「道徳の教科化の問題点を知る」

7月28日~8月2日に幸市民館で教科書見本展示会が開催するのに合わせて、27日に戸手生活館に於いて座談会を開催しました。中学生から孫がいる世代まで11人の参加がありました。
道徳を教科化とすることで地域や学校間での差がなく、全国統一の教育を行うことが出来るとしています。心の問題や価値観などについて「評価」を行うことは、個人や自由の尊重とは逆に同じ価値観を持つ国民を育てようとしているように見えます。個人や自由を尊重し話し合う事が出来てこそ民主的な社会が成り立ちます。共謀罪の施行など、社会情勢と合わせてみても不安を感じます。
人が育つには大切な教育を人任せにせずひとり一人が関心を持ち、国にお任せ、国の主導にしないことが大切です。8月中に予定されている教育委員会の教科書選定会議を傍聴したいとの声が出ました。