まち歩きから見える地域防災

古いブロック塀 撮影:防災ネットワークプラン
古いブロック塀 撮影:防災ネットワークプラン
 幸区にお住まいの防災コンサルタントをされている井上さんと地域を歩きながら災害が起きた時に危険なことや場所、役立つことや場所を点検しました。
木造住宅が密集したところの狭隘な道や袋小路の道、地震の時倒れそうなブロック塀など災害時問題だと思うこと探し、また、防災に役立つことや施設、災害時配慮したい保育園や高齢者のいる施設などにも注意しました。 災害時被災地に電話が集中して緊急電話に影響が出るため一般電話や携帯電話に規制がかかりつながりにくくなりますが、公衆電話は規制されないのでつながりやすい事も知りました。 初期消火に役立つ街頭消火器は地域の消火器とは分かりづらく、有効に機能を発揮できるのかと不安も感じました。ブロック塀なども古いものは倒壊の恐れがあり危険です。作り変えるのは自助・共助・公助の観点から考えると自助です。しかし、自助だけを言うのではなかなか問題解決しない現実があります。具体的な問題解決に向けて防災意識を高める事が必要です。
 4年間市民参加で学習など企画参加しながら地域の防災力を検証してきました。防災知識を蓄えながら防災意識を高められるアクションを拡げ災害に強いまちづくりを提案していきます。