神奈川ネットワーク運動は、市民の公的年金とはかけ離れたお手盛りの議員年金制度の廃止に向け、2001年から運動を進めてきました。その結果、2006年に国会議員の議員年金は廃止されました。しかし、相変わらず温存されているのが、地方議員の議員年金です。
国策によって行われた合併で年金財政が予想以上に悪化したので再建策を検討され、地方議員年金への税投入額は市負担分だけでも07年度は182億円、県・町村負担分を含めると263億円にもなっています。
このような動きに対して、改めて地方議員年金制度の廃止に向けて市民の方たちとともにアクションする実行委員会を立ち上げ、「地方議会議員年金制度の廃止を含めた検討をすることを求める請願」を国に提出するよう議会に働きかける運動を開始しました。
川崎でも駅前のバスターミナルでリーフを手渡しながら街宣活動しました。ロビー活動では民主党を訪問し、本会議開催前の短い時間でしたが、H議員と話が出来ました。 H議員は、本部から送られてきたアンケートに個人的に答えるには難がある、このアンケート方法はいかがなものか?と切り出され、廃止には莫大なお金がかかる事、給与所得のない議員という不安定な中にある若手議員の状況などの説明をされました。きれいごとを言っている神奈川NETからの提案と言われ、本筋の話まで入れず、時間切れとなってしまいました。しかし、直ちに廃止に賛同できないけれども、時代の流れの中で検討していかざるを得ない本音も見えました。
この請願署名受け付けています。