幸区に新しい小学校が新設されました

昨今の少子化は様々な形で影響をもたらすと想像できます。文部科学省によると2023年度までの20年間に440校のペースで「廃校」が生まれ、自治体では廃校を有効活用のために取り組みが続いているようです。廃校の行方は自治体共通の課題です。
情勢と逆行するようなケースですが川崎市幸区では新しい小学校が開校しました。「新小倉小学校」が新鶴見操車場跡地に建設されました。
川崎市中原区のマンション林立でも人口増加が起こり「小杉小学校」が新設されましたが、中原区に隣接する幸区も大規模マンションの建設ラッシュで、子育て世代が通勤通学に利便性の高い幸区に転入するため川崎市6年ぶりの新設小学校です。2030年には1200人超の児童が在籍する見込みと川崎市は予想しています。
校内に、非常時に使える15基のマンホールトイレ設置や避難所となるアリーナ(体育館)は空調完備されており、災害時の地域防災の拠点としても近隣住民には心強い新設です。木材がふんだんに使われて外観は学校とは思えないモダンな建物です。未来を担う子どもたちのために工夫をこらした小学校誕生に幸区民として期待したいです。

 

【新校舎 新小倉小学校HPより】