川崎市放射能汚泥処理場見学

 大気中や地表に放出された放射能は雨で流され下水処理場に集まります。処理過程で発生する汚泥焼却灰の処理には各自治体が頭を抱えています。川崎市では今年5月13日から放射能汚染した下水道汚泥の焼却灰を市有地で保管をしています。
現状を把握するために、10月20日(木)に下水道汚泥の最終処理施設「入江崎総合スラッジセンター」と暫定規制値8000ベクレルを下回った汚泥焼却灰の一時保管場所となっている川崎区浮島町にある市有地の見学を行いました。
 コンテナが2段に積まれ160個のコンテナで保管されていました。今年度中に出る汚泥でこの保管場所も満杯になってしまうそうです。
放射能の空間測定も行いました。
コンテナから 0m・・・1.424μsv(マイクロシーベルト)、1m・・・0.660μsv、3m・・・0.325μsv、門の外・・・0.073μsv 計測しました。
 センターの聞き取りでは、高濃度汚染の汚泥(8000㏃を超える)はセンターで保管されている事がわかりました。
汚泥処理の問題、市民に対して安全策の対応が求められています。